10月20日は福岡市動物取扱責任者研修会がありました。
福岡市で動物取扱業の許可をもらっている事業者の研修で、年一回参加必須です。
赤坂の中央市民センターホールで開催
今回は動物管理センタ(福岡市)がどのようにして動物愛護施策を色々実施しているかがメインのお話になっていました。
先ずは狂犬病についてのお話です。
意識が低い病気ですが、インドなどでは毎年2万人が亡くなっています。
日本では1950年に「狂犬病予防法」ができた事により撲滅できましたが、海外ではまだまだ多くの方が亡くなっています。
大きな問題は動物管理センターに収容される犬猫の問題
収容数とその後(犬)
猫のその後と殺処分頭数
殺処分数が10年間で犬が10分の1、猫が7分の1に減っている事が嬉しいです。
更に動物管理センターに入ってくる動物数を減らす施策も色々と行われています。
犬の場合は捨て犬の問題が大きいようです。
動物管理センターに収容される犬の99%は、放浪している犬や怪我などで動けなくなった犬です。
これらの犬の大半は人に飼われていたと思われます。
終生飼養が原則ですが、飼えなくなった場合は動物管理センターへ相談すると色々と相談にのってくれます。
本当に困っている人は、早い段階で相談してください。
※犬猫を捨てる人には罰則があります。(百万円以下の罰金が課せられます。)
野良猫も問題になっています。
年間で回収される猫の死体が7,000頭というのは驚きでした・・・
H26年度の猫の殺処分頭数が424頭なのに、回収された死体はその約17倍・・・
無責任な野良猫のエサやりや不妊去勢のすんでない猫を外へ出す行為を先ず止めないと、この7000頭という数は減らないでしょう。
ちなみに平成25年度に市長が「殺処分ゼロへの誓い」を行いました。
現在福岡市は「第2次福岡市動物愛護管理推進実施計画」を実施しています。
詳しくは下記のリンクを参照
http://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/seikatsueisei/shisei/doubutukeikaku_2.html
この施策により犬猫に優しい福岡市が実現する事を切に願います。
今回の研修から考えると、現在の問題は
●捨て犬の問題
●野良猫の問題
この大きな2つになると思います。
特に市内年間7,000頭も路上で死んでいる猫問題。
この問題をどのように解決するかが大きな鍵ではないでしょうか。
今回の研修も色々と勉強になりました。
職員さんありがとうございました。
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